社会貢献
私たちNCDグループは、社会との協調関係の重要性を認識し、多様なステークホルダーと適切に協業しながら、企業市民の一員として社会に貢献してまいります。
放置自転車を解消し、住みよい街づくりに貢献

当社がはじめて駐輪場管理のIT化に着手した1992年、東京都内の放置自転車台数は約22万台、全国では約80万台にものぼりました。※1
当社は自治体の進める放置自転車対策に賛同し、公共駐輪場の指定管理者や、放置自転車撤去業務の受託などに積極的に協力するほか、月極駐輪場「ECOPOOL」や時間貸駐輪場「EcoStation21」の導入拡大に努めてまいりました。その後放置自転車台数は、2019年には東京都内で約1万台、全国で約4万台まで減少しています。
今後も誰もが安全・安心に暮らすことのできる街づくりを目指して、最適な駐輪場の展開に取り組んでまいります。
- ※1国土交通省 令和2年3月「駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果」より
自転車を活用した健康的なライフスタイルを提案

自転車の健康面におけるメリットとして、糖尿病など生活習慣病のリスクを低減する効果があると報告されています。また、自転車通勤によって労働生産性が向上する可能性も示唆されています。※2
当社では、自宅でいつでもトレーニングが可能な自転車用スマートトレーナー(Xplova NOZAシリーズ)の拡販や、駐輪サービスの高付加価値化・多様化などを通じて、人々の健康増進に貢献してまいります。
- ※2国土交通省 特設サイト「HEALTH サイクル健康 自転車が育むヘルシーライフ」より
多様な利用者に配慮した「やさしい」駐輪場

当社グループの駐輪場では、災害対策として、停電時も施錠を開放できる「フリーロック機能」を、全ての駐輪台に搭載しています。また、聴覚障がい者の方のための「耳マーク」や、体の不自由な方の優先駐輪スペースとして「思いやりゾーン」の設置にも配慮し、利用者にやさしい駐輪場を目指しています。
近年ではキャッシュレス決済機能を導入し、新型コロナウイルス感染症対策としても評価いただいています。
高齢者の方々が活躍できる社会へ

電動アシスト付き自転車の普及によって、高齢者の方々の移動手段として自転車がますます活用されており、利用者に配慮した駐輪場の整備が求められています。
2023年10月、当社は駐輪事業を通して、戸田市シルバー人材センター事業発展のため多年にわたり貢献したとして、感謝状を受領いたしました。
当社グループはこれからも、意欲と能力がある限り年齢に関わらず働き続けることができる社会、また、働くことを通じて生きがいを得られる社会の実現に向けて、地域社会の活性化を支援していきたいと考えています。
高齢者の方の雇用創出を促進

当社グループの駐輪場管理運営スタッフとして、多くの高齢者の方々が地域社会で活躍されています。
生涯現役社会に向けて、今後も雇用の創出を促進してまいります。
地方創生への貢献

当社グループでは、業務効率化などIT需要の拡大に応えるため、各地方拠点の活用を強化しています。
2020年4月に開設した「五島オフィス」においては、長崎県及び五島市と連携し地元就職を希望する新卒者を積極的に採用するなど、当地域における雇用創出やIT人材の育成等を通じた地方創生に貢献しています。
人、社会、環境との調和のために

当社は、災害で被災された方々の救援活動を支援するため、義援金の寄付等に積極的に取り組んでいます。
また、自然と人間とが共存する豊かな社会の実現を目指し、日本各地の問題に取り組まれる公益財団法人 日本野鳥の会様(https://www.wbsj.org/)の活動を支援するため、法人特別会員として加入しています。
人、社会、環境との調和に向けて、これからも私たちにできることは何かを考えながら、一歩一歩取り組んでまいります。