中期経営計画「Vision2026」

当社グループでは、持続的成長と企業価値向上を目指して、2032年のありたい姿(ビジョン)を描き、その実現のためのファーストステップとして、2024年3月期から2026年3月期までの3年間を対象とした中期経営計画「Vision2026」を推進しています。

※ なお、2024年11月8日に財務目標を修正しております。

ありたい姿からバックキャストした経営計画を策定し、戦略を実行しています。

2032年のありたい姿

ワクワク・イキイキと働く環境を通して、
お客様や社会と共に、より多くの価値を創造する企業へ

基本方針

  • より収益性の高い企業への変革を図り、NCDグループの持続的成長へ繋げる
  • 新しい事業領域への挑戦により、第3の事業柱を構築する
  • NCDグループで働くことに幸せを感じ、かつ成長することのできる、“Well-beingカンパニー”を目指す

戦略の方向性

既存ビジネスの高付加価値化と、新ビジネスの成長による高収益体制への転換

現中期経営計画「Vision2026」の全体像

基本方針

既存ビジネスの付加価値向上と新しいビジネスの創出による更なるNCDバリューの追求

  • IT関連事業とパーキングシステム事業の更なる連携強化
  • 新規事業創出の制度化による、第3の事業柱構築に向けた新しいビジネスの追求

企業価値向上に向けた経営基盤の強化

  • サステナビリティ経営の推進
  • 人材の価値を最大限に引き出す人的資本経営への取り組み強化
  • DXの推進によるビジネス変革と持続的成長への貢献

最適なグループ事業体制の再構築

  • 事業シナジーを最大化する組織体制の追求

戦略の方向性

NCDサービスモデルの進化と拡充

パーキングシステム事業の構造改革による基盤強化

新ビジネスの創出に向けた施策の実行

主要戦略

IT関連事業

1.顧客のDXに貢献するNCDサービスモデルの進化と拡充による付加価値の向上
  • DX関連技術を適用した技術面の強化と、アプリケーション・インフラ両領域のITライフサイクルに対応するサービスメニューの拡充による高付加価値サービスの提供
2.既存ドメインの更なる深耕と、大企業を中心とした新規顧客へのアプローチ強化
  • ITフルアウトソーシングの推進による、大企業を中心にした既存顧客の領域拡大および新規顧客の獲得
  • アプリケーション・インフラ両領域のクロス営業の更なる強化
3.体制拡大とサービス提供能力を高める事業基盤の強化
  • 先端IT技術・高度マネジメント人材を中心とした人材の獲得と育成
  • グループシナジーの一層の追求

パーキングシステム事業

1.構造改革プロジェクトの完遂による収益基盤の安定化
  • DXによる駐輪場運営の最適化
  • データドリブン経営の実現による意思決定の迅速化と競争力の強化
2.駐輪場事業で培ったノウハウと市場ニーズを還流した、高付加価値ビジネスの創出
  • ECOPOOLの機能拡充と次世代駐輪サービスの導入による提案型ビジネスの推進
  • 会員型サービスの提供などを通じた新たなビジネスモデルの創出
3.事業体制の最適化
  • グループ各社間での更なる機能分担の見直しによるグループシナジーの最大化
  • 新たなビジネスモデル創出を主導する戦略企画機能の強化

コーポレート部門

1.サステナビリティ経営の推進
  • マテリアリティ(重要課題)への取り組み強化による経営への本格実装
  • 人的資本やサステナビリティ関連情報等の非財務情報開示の充実
  • パーパスを起点とした企業理念の浸透等による企業文化の定着
2.人的資本経営への取り組み強化
  • 人材の確保・育成をはじめとした人材マネジメント力強化
  • Well-beingの追求、エンゲージメントの向上
3.ガバナンス態勢の高度化
  • コーポレート・ガバナンスの一層の充実
  • コンプライアンスおよびリスク管理体制の強化

財務目標(2026年3月期)

数値目標

グループ連結

売上高

320億円

営業利益

30億円

営業利益率

9.4%

ROE

20%以上

主要セグメント

投資目標(2024年3月期~2026年3月期計)

株主還元方針

連結配当性向

30%以上

当社は、株主様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つと位置づけ、連結業績ならびに将来の事業展開に必要な内部保留の水準等を総合的に勘案し、連結配当性向30%以上を目安に、安定的かつ継続的な配当を行ってまいります。