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NCDの歴史

NCDは1967年に、ITベンチャーの先駆けとして創業されました。
創業から現在に至るまでのNCDの歩み、出来事をご紹介します。

  • 1967年
  • 1969年
  • 1972年
  • 1976年
  • 1979年
  • 1983年
  • 1990年
  • 1995年
  • 1997年
  • 2000年
  • 2004年
  • 2005-2008年
  • 2011年
  • 2012年
  • 2013年
  • 2017年
  • 2019年
  • 2020年
  • 2021年
  • 2024年
  • 1967年

    日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社
    設立

    コンピュータの黎明期と呼べるこの時代に、日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(現 NCD株式会社、以下NCD)が誕生。東京都渋谷区恵比寿の、机3つ、6畳1間のオフィスからスタートしました。

    創業者である下條武男(故 名誉会長)は、従来コンピュータの仕事に携わっており、在籍していた社団法人日本能率協会から部下の小黒節子とともに独立してNCDを立ち上げました。

    現在も関係が続く高砂熱学工業様を第1号ユーザーに、順調なスタートを切りました。

    社屋1代目、渋谷区恵比寿
    社屋1代目、渋谷区恵比寿
  • 1969年

    アラビア石油様との取引で大きく飛躍

    人のつながりを通じて中東のアラビア石油様から予算管理、生産管理、会計システムの開発を受注。無事に成功し多額の事業資金を得られたことが、その後のNCDの発展に大きく寄与しました。

    なお、中東でのシステム開発・導入の成功は日本初という大仕事でした。

    日本で初めて、中東でのシステム開発・導入を成功させた
    日本で初めて、中東でのシステム開発・導入を成功させた
  • 1972年

    現在の主要顧客である東京ガス様との取引を開始

    人材採用や港区南青山への本社移転などを経て、順調に成長を続けたのがこの時代。

    当時、東京ガス様では約800万戸の世帯や企業に都市ガスを供給していました。磁気テープでの毎月のデータ更新作業は約26時間にも及び、これを短縮したいというのが最初の依頼でした。

    結果、下條武男の経験とアイデアにより、作業時間を約10時間まで短縮することに成功。これによりNCDは顧客の信頼を獲得し、その後の取引を拡大することができました。

    当時の執務室の様子
    当時の執務室の様子
  • 1977年

    システム開発支援ツール「PRIDE」を日本初導入

    70年代後半から80年代にかけては、パソコンやワープロが普及し始め、いよいよコンピュータが大衆化してきた時代。

    下條武男は自らアメリカ視察に出向き、その良さを実感したことから、システム開発支援ツール「PRIDE」を日本で初めて導入し、システム開発技術の整理・体系化を目指しました。
    NCDの社内システムも、この「PRIDE」の流れを汲んで構築されてきました。

    システム開発のための支援ツール「PRIDE」
    システム開発のための支援ツール「PRIDE」
  • 1979年

    福岡営業所を開設

    1979年4月には、九州方面の事業拠点として福岡市博多区に営業所(現 福岡オフィス)を開設しました。

  • 1983年

    下條武男が通商産業大臣から表彰される

    情報産業はついに1兆円産業に。その発展に対する長年の貢献が認められ、下條武男は通商産業大臣(現 経済産業大臣)から表彰を受けました。

    コンピュータ人材が不足していたことから、質の低いSEやプログラマーを多く派遣し、なりふり構わず急成長を目指す会社が増加していました。品質にこだわる下條武男はこれを善しとせず、着実に成長する道を選択しましたが、このことが後のバブル崩壊を乗り切ることができた1つの要因とも言えます。

    通商産業大臣からの表彰状
    通商産業大臣からの表彰状
  • 1990年

    システムインテグレーター(SI)の登録・認定制度に合格

    バブル崩壊に続き、主要顧客が自主廃業するなど、大きなピンチが続いたのがこの時代。

    通商産業省(現 経済産業省)が定めたシステムインテグレーター(SI)の登録・認定制度において、NCDは1990年に厳しい審査を経て見事合格し、名実ともにSIの仲間入りを果たしました。

  • 1995年

    サポート&サービス事業がスタート

    バブル崩壊後は厳しい経営状況が続きましたが、この年にNCDの業績が急回復を始めました。
    その一因となったのが、サポート&サービス事業のスタート。あるパソコン通信事業者のコールセンター業務を引き受けたもので、たちまち50名を超える事業規模へと成長しました。

    サポート&サービス事業の立ち上げ
    サポート&サービス事業の立ち上げ
  • 1997年

    パーキングシステム事業がスタート

    「なぜソフトウェア会社が?」と周囲から猛反対を受けるも、下條武男の「3年で利益の上がる事業になる」との判断から、1997年にパーキングシステム事業がスタートしました。

    その後パーキングシステム事業は、システム開発事業、サポート&サービス事業とならぶ主力事業となりました。

    パーキングシステムの導入実績が次々と拡大
    パーキングシステムの導入実績が次々と拡大
  • 2000年

    念願の株式店頭公開を実現

    2000年9月5日、NCDは長年の目標であった株式の店頭公開(旧 JASDAQ上場)を果たしました。

    これを機に、人事評価や給与体系が改めて見直され、より株式公開企業にふさわしい社内体制が整えられていきました。

    株式店頭公開の記念写真
    株式店頭公開の記念写真
  • 2004年

    中国進出で「NCD CHINA」が誕生

    オフショア開発が注目され始めたこの時代。

    2004年、NCDは中国天津市に駐在員事務所を開設。翌年2005年には現地法人化され、NCD CHINAが誕生しました。

    現地の主要ERPソフトの販売・カスタマイズなどを行い、新たな可能性を切り拓きました。

    中国天津市に駐在員事務所を開設
    中国天津市に駐在員事務所を開設
  • 2005-2008年

    事業基盤の整備を加速

    NCDはさらなる事業拡大に向けて、2005年にISMS認証、2006年にプライバシーマーク認証、2008年にはISO20000-1認証を取得しました。

    2008年にはリーマン・ショックが起きましたが、NCDはその後も黒字経営を継続することができました。

    当時の仕事風景
    当時の仕事風景
  • 2011年

    長崎営業所を開設

    2011年5月には九州方面の第二の事業拠点として、長崎県長崎市に営業所(現 長崎オフィス)を開設しました。

  • 2012年

    代表取締役社長に就任した下條治が決意表明

    2012年4月、現 代表取締役社長の下條治が代表に就任しました。

    「第二、第三のパーキングシステム事業を創っていきたい」と、さらなる新規事業の確立を目指す意向を示しました。
    また、日系企業に対する海外サポート事業の強化にも取り組んでいくといった方針も打ち出しました。

    代表取締役社長 下條 治
    代表取締役社長 下條 治
  • 2013年

    駐輪場管理台数が30万台を突破

    パーキングシステム事業における駐輪場管理台数が30万台を突破しました。

    放置自転車などの社会課題への貢献を実感するとともに、さらなる高みを目指すための再スタートを切りました。

    時間貸駐輪場「EcoStation21」
    時間貸駐輪場「EcoStation21」
  • 2017年

    NCD 創業50周年

    次の50年に向けてさらなる発展を目指し、歩み始めました。

  • 2019年

    お台場オフィスを開設

    2019年10月には新たな事業拠点として、東京都江東区にお台場オフィスを開設しました。

  • 2020年

    五島オフィスを開設

    2020年4月にはサポート&サービス事業の運用拠点として、長崎県五島市に五島オフィスを開設しました。

    ITサービスのオペレーション領域において、品質の維持・向上や運用コストの最適化を実現する観点から、地方型サービスの展開を強化。

    五島オフィスの外観
    五島オフィスの外観
  • 2021年

    健康優良企業「金の認定」を取得

    NCDでは、すべての従業員が心身ともに健康であるよう健康経営を推進し、健康企業宣言東京推進協議会が運営する健康優良企業認定制度において、2019年6月に「銀の認定」、2021年9月に「金の認定」を取得しました。

    「金の認定」を取得
    「金の認定」を取得
  • 2024年

    社名とコーポレートロゴを変更

    2024年1月1日付で、NCD株式会社に社名変更しました。
    新たなコーポレートロゴは、「人の鼓動、もっと社会へ。」という当社グループのパーパスを形にしました。

    NCD株式会社ロゴ